強い風が吹くと
次々と空に
枯葉が舞っていくんだ
時には一枚一枚
時にはまとまって
葉っぱのフレディたちが
空に舞っていくんだ
また来年出会えることを祈って

今日もまた
一枚
また一枚

今日も一押しお願いします

冷たい風が吹きぬけると
ひらひらと落葉が舞ってるね
落葉って
気ままに落ちてるのかと思ったら
そうじゃなかったよ
地面に落ちて
一歩一歩確実に
足跡を残してたんだ
秋から冬への足跡をね

僕らも一歩ずつ
二人の足跡を刻んでいかないか

今日も一押しお願いします

木々の葉が
色付き始めたよ
この木は黄色
あの木は赤
探す楽しみ
見る楽しみ
二人で見る楽しみ

今日も一押しお願いします

モミジ、モミジって一言で言うけど
よく見てみて
紅葉にもいろんな色があるんだよ
色付いた部分と
まだ色付いてない部分と
色付いてても濃い部分と薄い部分
ちょっと黒くなりつつある部分
こんなにも少しずつ違うんだよ
これを人が造ろうと思ったら
物凄く大変なことだと思うのに
自然はいとも簡単に成し遂げちゃうんだよ
これだけ見ても人間の力なんてちっぽけだよね
こんなにちっぽけなのに
自然に大きな影響を与えてる
みんなで自然を静かに見つめて
いろいろなものを五感で感じて欲しいな

今日も一押しお願いします

だんだん寒さも増してきて
紅葉も終わりになってきたね
見てる間に葉っぱが
ハラハラと散っていくよ
まるで新幹線が秋を乗せて
連れて行くみたい
乗せて帰ってくるのは
寒い冬なんだろうね
それとも雪かな

今日も一押しお願いします

松が
モミジのようになりたいって憧れてた

紅葉の秋なのに
自分はいつでも緑色してるんだ
それに色付かないからって
「色変えぬ松」で秋の季語にされてるんだ
まわりのモミジやカエデ、イチョウのように
色付いたり、散っていったりする姿を
みんなに見て感動してもらいたいって

でもそんなの気にしないで
紅い中に緑があるからこそ
どっちもはっきりとわかるんだよ
それに季語になるって事は
ちゃんと存在を認められてるってことだから
これからも緑色でいることを嫌がらないでね

今日も一押しお願いします