何もないじゃないか？
いや、ゴミだらけじゃないか？
ちがうちがう
小さい白い点はゴミじゃなくて
都会の空に輝くお星様だよ
まだ暑さが残ってるけど
夜空はもう秋のように
澄みはじめてる事がわかるでしょ
都会の真ん中でも
じっくりと撮影すればこんなに星が写るんだよ
君もゆっくり夜空を見上げて星を探してごらんよ
ホントは二人で川原に寝転んで
夜空を見上げるってのが一番いいけどね

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いつも上を向いて歩いているかもしれないけど
ホントに上を見てる？
真上だよ、真上！
みんなそこまでは見ないよね
たまに立ち止まって真上を見てご覧よ
思ってる以上に建物に囲まれていたり
鳥が飛んでたりするんだよ
前の方に見える空より
ずっと濃い青空が広がってるかもしれないよ
その青空の向こうに
君の笑顔が見えたらいいのにな

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昭和の帆船日本丸と
平成のランドマークタワー
どちらも時代の最先端
形あるものはいつかはなくなるだろうけど
その培ってきた歴史は消えない
どちらも綺麗な姿だけど
１００年後も語り継がれるのは
さてどっちだろうね
ぼく達にはそれはわからないのが残念

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この前はビルの窓に映る二つの太陽だったけど
今日は本当の太陽とビルの窓の太陽
これだけでも欲張りなんだけど
知らないうちにもっと欲張ってたんだ
太陽の周りに輪が見えるでしょ
これは暈っていうんだけど
写真を撮った時は気がつかなかったんだ
きっと太陽さんからのプレゼントだと思うんだ
綺麗な顔を見せられなくてごめんねって
悪いことなんてちっともないのにね

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しばらく続いた秋雨が
ようやく一息ついたのかな
雲が少しずつ動き始めて
淀んでいた空から
にわかに青空がのぞき始めたんだ
きっとどこかでやさしい少年が
空に青空を取り戻してもらおうと
やさしく声をかけたに違いないよ
みんなの心を癒してくれる青空に戻ってもらおうとね
そして空の気持ちが晴れてきたんだよ
それは少年だけじゃなくて
きっと誰にでもできることなんだよ
みんなが優しい気持ちになれば
もっといろいろなところに青空が広がるんだ
優しい気持ちを大切にしなきゃね

MAIさんの少年からの贈り物(前編・後編)を参考に、今日の空模様から勝手に番外編を作ってみました。

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頭の上にはどんよりと黒い雲
はるか向こうには
淡い青空が窮屈そうに顔を出してるんだ
じきに晴れてくるのかと思ってたら
雨が降り出しちゃった
晴れか曇りか微妙だよね
秋雨前線もいたずら好きだよ
いたずらもほどほどにしてよね

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