もうすぐ太陽が沈むよ
柔らかな夕焼けを従えて
みんながゆっくり休めるようにって
今日のお役目を終えるんだよ
でもね、太陽は見えなくても仕事をしてるんだよ
夜空に輝くお月様に光を分けてあげるんだから
たいしたもんだよね
また明日もよろしくね

今日も一押しお願いします

冬の夕暮れの空は
ただ青く
どこまでも青く
でも、同じ青ではなく
それでも青く優しく柔らかく
いつしかほんのり夕焼け色も顔を出し
なお一層優しさがあふれ
お月様も見とれるほど

今日も一押しお願いします

暖かな一日だったね
公園をブラブラ歩いて
たどり着いたのがここ
いろいろな道があったんだけど
なんとなくこっちかなって進んだんだ
まるで光に導かれたみたいだった
空から光が降り注いで
僕を歓迎してくれたみたい
紅葉を撮る人の多さとマナーに
ちょっとうなだれてたんだけど
のびのびと写真を撮りなって
囁いてくれたみたいだった
周りを見回すといいことあるね

今日も一押しお願いします

誰もが眩しい世界
輝かしい世界へと目を向ける
それはいつの時代も同じ
楠木正成も太平の世という
一つの理想を目指し
その命を燃やし
光の中に消えていった
虹色に輝く彩雲に囲まれて
そして今でも光を目指している
誰でも平和な世界を願ってる
誰もが幸せになりたがってる
この虹色が世界に広がって
世界中の人々の心に
平穏の種を分け与えて欲しいな

今日も一押しお願いします

冬空の雲が
高く吹き上げる噴水に出会って
ちょっと悪戯心が芽生えたみたい
思わずフーっと息を吹きかけると
噴水が横に広がって
きれいな虹が現れたんだ
虹が木に話しかけると
木は葉を色づかせて
一気に冬支度を始めたんだ
まるで秋から冬への架け橋のようだよ

今日も一押しお願いします

羊たちの声に導かれて
公園にやってきて
ぐるっと見回して羊たちを見つけた
「うわぁ、綺麗な空！
ホントにこれはすごいよ
写真を撮りたくなるなんてもんじゃないよ
ありがとう、羊さん達」
「ありがとうだなんてまだ早いよ」
「そうだよ」
「もっと公園の中を探してごらん」
「えっ！まだあるの？」
「うん、まだあるよ」
「わかった、よく探してみるよ」
「探すのはいいけど、目だけで追っちゃだめだよ」
「えっ！目で探すんじゃないの？」
「そう。でも、これ以上は教えてあげない」
「自分で見つけなきゃダメなんだよ」
一体何があるんだろう

（続く）
想いが溢れてもう１回続きます。

今日も一押しお願いします