噴水の飛沫を浴びて
幼い兄妹が右へ左へ
はしゃぎまわってたんだ
そうしたら噴水の精が
仲のいい二人のために
特別な贈り物を広げ始めたよ
まだまだハッキリしないけど
薄い虹の架け橋
いつまでも仲良くしてねって
二人のはしゃぐ声が
架け橋を渡って響き渡ってた
いつまでも
この子らのはしゃぐ声が響きますように

今日も一押しお願いします

前日の雪が嘘のように
真っ青な空が広がってたね
君は寒いのが嫌いだから
家の中で丸まってるかもしれないね
それなら僕が
虹の架け橋を渡って
君のところに行くから
じっと待っててね

今日も一押しお願いします

噴水から高く水が上がってる
見事に吹上げてるななんて見てたら
噴水の向こうに一人の女性が立ってた
もしかして君？
なんて思ったけど違ったよ
すごい偶然が起きて
君だったらいいのに
本当に君だったらいいのに

今日も一押しお願いします

小休止してる噴水で
一羽のハトが小休止してた
冬の陽射しを浴びて
何を考えているのかな
となりに誰か来ないかなぁとかかな
それは僕か
そんな馬鹿なことを考えてたら
太陽が水面に
キラキラと輝く宝物をプレゼントしてくれたよ
そう寂しがるな
いつか光の中を歩めるからってさ
もちろん君と歩くんだよ

今日も一押しお願いします

初日の出から
みんなに注目されて
ずっと忙しかった太陽が
一休みをしようと
帰ろうとしたら
小さな噴水たちが
アーチを作って送ってあげてたんだ

いつも僕達を照らしてくれてありがとう
今日ぐらいは僕達が君を飾ってあげるよ
って

太陽は嬉しそうにアーチをくぐって
家に帰っていったんだよ
その後、晴れが続いたのは言うまでもないよね

今日も一押しお願いします

久し振りに噴水の前で
じっと眺めてた
池に一人たたずんで
寂しい影を落として
君に会いたいって思ってたら
陽が差して虹が現れたんだ
まるで架け橋のように
まるで僕の心を読んだようにね
噴水の小さな虹だから
君の所には渡って行けそうにはないけど
この気持ちだけは渡ってくれるといいのに
ホントにそう思ったよ

今日も一押しお願いします